整骨院わかばでは、治療だけではありません。
みなさまの健康に役立つお手伝い。
食べ物に関して、食生活アドバイザーからちょっとためになるお話です。
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台風が過ぎ去り、朝・晩が一気に涼しくなりました。
しかし、日中はまだまだ残暑が続きます。
みなさん、夏の疲れでていませんか?
彼岸とは、3月の春分、9月の秋分を中日とする前後3日を合わせた7日間の事です。
春分と秋分の日は昼夜の長さがほぼ等しく、気候の変わり目でもあり、この頃になると夏の暑さも冬の寒さも薄れ、それ以後は凌ぎやすくなっていくと言われています。
また、彼岸は、あの世のことで極楽浄土の意味です。仏教では極楽浄土は西にあると考えられているので、太陽が真西に沈む春分と秋分の日に先祖を供養する事となりました。
お彼岸と言えば、甘い「おはぎ」を思い出しますが
「ぼたもち」と「おはぎ」の違いは何でしょうか?
春のお彼岸時には、「牡丹」の花が咲き、秋のお彼岸時には「萩」の花が咲くことに由来しています。
また餡子(あんこ)も こし餡とつぶ餡がありますが、
昔は、材料の小豆(あずき)の収穫が9~11月
秋の収穫後は 小豆の皮も柔らかいのでつぶ餡(おはぎ)として食べました。
春まで保存した小豆は皮も固くなるので、皮を取りこし餡(ぼたもち)として食べたのです。
今では、「おはぎ」も「ぼたもち」も同じもので名称が違うだけです。
つぶ餡もこし餡もいつでも食べられますね。
■ 秋のお彼岸→ 「おはぎ」= 「お萩」=つぶ餡
■ 春のお彼岸→「ぼたもち」=「牡丹餅」=こし餡
小さな粒の小豆ですが、栄養豊富な優れた食品です。
昔は小豆の煮汁が解毒剤として使われていたようです。
小豆の成分ビタミンB1が 肝臓の働きを活発にすることで解毒に効果があると気がついていたのでしょう。
また、むくみの解消にも役立ちます、カリウムやサポニンの利尿作用により余分な水分を排泄します。
ただし、小豆の有効成分は あくや煮汁にたくさん溶け出します。
煮汁ごと使用するぜんざいや赤飯、煮詰めて作るあんこは、大変有効な調理法といえます。
また煮汁を冷ましてそのまま飲めば即席栄養剤となります。
【注意!】
鉄鍋で煮てはダメ!
アントシアニンと鉄が反応して黒ずんだ色になるのでやめましょう。
有効成分 | 効能 |
---|---|
① たんぱく質 | 小豆の22%は良質なたんぱく質です。 |
② 食物繊維 | ごぼうの3倍の食物繊維が含まれています。便秘解消、コレステロール値を下げる。 |
③ ビタミンB1,B2 | 精神的にイライラしたり、肌荒れを防いでくれる栄養素です。 |
④ ポリフェノール | 赤ワイン100g中の1,5倍のポリフェノールが含まれています。身体を酸化させません。 細胞の老化を防ぎ、シミ、シワの改善の効果も期待できます。 |
⑤ サポニン | 小豆の外皮に含まれていて、抗酸化作用と中性脂肪を下げる作用があります。 むくみ、便秘解消の効果があります。 |
⑥ 亜鉛 | 亜鉛が不足すると、傷の回復が遅れる、脱毛、味覚障害が現れます。 |
⑦ カリウム | 余分な塩分や水分を排出してむくみ予防になります。 |
⑧ 鉄 | 貧血予防(女性には心強いですね。) |
⑨ カルシウム | 米やパンよりも多くのカルシウムを含んでいます。 |
食生活アドバイザーより
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