思いつくまま、気の向くままにつづってみました。 気分転換にお読みください。
整体や整骨院とは関係ないこともありますが・・・
結論から言うと、猫背は女性の方が多いです。
年齢と猫背の角度を表すグラフがこれです。
女性の方が男性に比べ高齢期の猫背角度が急激に増加しています。
50歳では33度ですが、60歳で41度、70歳では45度と一気に猫背が進んでいるのがわかると思います。
男性も増加傾向ではありますが女性に比べ緩やかです。
それはなぜでしょうか?
一般的に猫背は加齢とともにに増加します。
大きく3つの原因があります。
1、筋力低下
2、椎間板の減少
3、骨粗鬆症
もともと男性に比べ女性の筋肉量は少なく筋力低下が起こりやすい素地があります。
加齢とともに姿勢を保つのに必要な背中の筋肉が弱くなることで丸くなってきます。
また、毎日行う家事仕事は、ほとんどが前かがみ作業というのも原因の1つです。
この状態の猫背なら姿勢矯正することでかなりの改善がみられます。
筋力の低下により背中が丸くなることで、背骨の前方により大きな圧力がかかります。
すると骨より柔らかい椎間板(背骨の間にあるクッションの役目をする軟骨)は影響を受けやすく、椎間板の前方側の減り方が大きくなります。
そのため、より背骨が前方に傾くように背中が丸くなっていきます。
この段階であれば、姿勢矯正を行うと、改善は十分可能です。
(ただし、椎間板が減少したぶんだけは、姿勢改善の度合いは減少します)
反対にいうと、この段階で姿勢を改善することで、
次項の骨粗鬆症による猫背の加速度的悪化を食い止めることが出来ます。
背骨の前方に多くかかる圧力は、最終的に骨にも影響を与えます。
特に女性は、閉経後急激にホルモン分泌量が減少するため骨が弱くなり骨粗鬆症になる方が増加します。
長期にわたる猫背姿勢により背骨前方へかけ続けた圧力により圧迫骨折を引き起こします。
このときも背骨の椎体と呼ばれる部分の前方部が損傷することが多く、猫背の丸さが加速度的に増加します。
ここまで進行すると猫背を矯正することが不可能になります。
以前に比べて身長が2〜3p縮んだと思う方は要注意。
知らないうちに圧迫骨折になっている可能性があります。
(圧迫骨折していても痛みがない場合があります)
また、この状態になると、肩こりや腰痛・膝痛など体のあちこちに不調があらわれてきます。
ただし、この状態でも姿勢矯正は有効です。
姿勢を完全に改善することはできませんが、
筋肉の緊張が緩み、肩こりや腰痛などの症状を軽減することはできます。
なんといっても、女性の方が平均寿命が長いので弱った体で長期間生活する必要があります。
姿勢改善することで生活の質向上が期待できより長く健康時にすごせます。
年齢とともに体のあちこちが痛くなったり、
体力が落ちた・集中力が続かないと思うことはありますが、
年のせいだとあきらめる前に、猫背になっていないかチェックしてください。
姿勢を良くして呼吸を深くし、脳に酸素をいきわたらせることで体調もよくなり
もっと前向きになれますよ。
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