京都市西京区の整骨院わかばは、地域のみなさまの整骨院です。

２月　栄養機能食品について

【食品と医薬品の相関図】

保健機能食品には３種類あります。
先月お話した「特定保健用食品（トクホ）」もその１つでした。

�@特定保健用食品(トクホ)
�A栄養機能食品←今回はこれ！
�B機能性表示食品


栄養機能食品は、特定の栄養成分（ビタミン12種類、ミネラル５種類）を補うことを目的とし
一定量（国の定めた上限、下限値の範囲）を配合しているものに限り「栄養機能食品」と表示できる食品です。

トクホのように、製品ごとに消費者庁長官の許可を受けた食品でなく、特定のマークもありません。
現在は、高齢化やライフスタイルの変化で通常の食生活で１日の必要な栄養成分を充分に摂れない人も多く、その補給・補完のために利用できる食品です。



また、トクホと同様　摂取に際しての注意喚起表示が必要です。（１日の目安量や摂取方法など）

●いずれも１日の摂取目安量を守って下さい。
●多量摂取により健康が良くなるものではありません。

●乳幼児や小児は、亜鉛・銅・マグネシウムの摂取は避けてください。
●妊娠を希望する女性は、ビタミンAの過剰摂取にならないように注意してください。
●葉酸は、多量摂取により胎児の発育が良くなるものではありません。

来月は機能性表示食品についてです。

※栄養補助食品、健康補助食品、栄養調整食品といった表示で販売されているものは、業者が自由に名前付けした一般食品であり国の基準はありません。

■ミネラル

■ビタミン

鶏もも肉とほうれん草のトマト煮

冷え性に効果のある一品です。
鶏肉は良質なたんぱく質を持ち、淡泊でやわらかく消化に優れているため、昔から滋養食として食べられていた食材です。

脂質はコレステロールを減らす不飽和脂肪酸を多く含んでいるため、生活習慣病の心配をすることなく食べることができます。

鶏肉と鉄・葉酸・マンガンなどの増血作用を持つほうれん草を一緒に取ると、冷え性改善に有効に働く食べ合わせになります。にんにくやトマトで抗酸化力を高めます。

【食材（２人分）】
鶏肉（モモ肉皮なし）　１８０ｇ
ほうれん草　　　　　　３株
たまねぎ　　　　　　　１００ｇ
にんにく　　　　　　　１片
スープ　　　　　　　　１／２カップ
トマト（ホール缶）　　２００g
オリーブ油　　　　　　大さじ１
塩、こしょう　　　　　各少々

1. 鶏肉はよく洗い、大き目の一口大に切る。
2. ほうれん草はよく洗い、根を切り、ざく切りにする。
3. たまねぎとにんにくはみじん切りにする。
4. 鍋にオリーブ油を熱し、たまねぎとにんにくを弱火で炒める。
5. たまねぎがしんなりしてきたら塩・こしょうを振り、鶏肉を加え中火で炒める。
6. スープとトマト缶を入れ、中火で煮る。
7. 汁が半量になったらほうれん草を加えてひと煮立ちさせ、塩・こしょうで味を調える。

食生活アドバイザーより

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