京都市西京区の整骨院わかばは、地域のみなさまの整骨院です。

　2018/05/18　あなたの痛みはどんな音？

体に痛みがあって人に説明するとき
どのように表現しますか？

痛みの場所は、手で指し示せば大体わかりますが、
痛みの強さや質はどのように伝えます？

実際、来院された患者さんが
「この痛み、どう言ったらわかってもらえるかな・・・」
とお困りのことがしばしばあります。

そんな時は、「今の痛みを音で 表現してください」とお伝えすると、

「キリキリ」「どーん」「ジーン」「ザクザク」「ズキーン」「ギューッ」と、
いろんな音が聞こえ、患者さんの実感していることがかなり的確に感じ取れます。

「キリキリ」狭い範囲で刺されるような痛み
「どーん」　少し広がった感じで緩めの痛み
「ジーン」　電気が伝わるような持続的で痺れる痛み
「ザクザク」脈に合わせて波を打つ切り傷のような痛み
「ズキーン」突然やってくる突き上げるような強い痛み
「ギューッ」締め付けられるような苦しい痛み


微妙な音の違いで、原因や痛みの持続時間もわかります。
「ビリビリ」と「ズキズキ」
「ビリビリ」は神経障害性の痛み、「ズキズキ」は侵害性（傷）の痛み。

「ズキン」と「ズキッ」
「ズキン」は痛みに余韻がある持続性の痛み、「ズキッ」は瞬間的な短い痛み。

みなさんも雰囲気はわかると思います。
これって日本人独特の能力ですね。

お医者さんや接骨院で症状の説明に困ったときは、音で表現してみてください。
けっこううまく伝わりますよ。

追伸：
以前、中国人留学生が擬音の意味を調べる「中日オノマトペ辞書」を持っており、
とても難しいと話していました。
何気なく使っている擬音ですが、勉強する必要があるのかとビックリしたものです。

京都市西京区樫原水築町１３　ウエストポイント1F
整骨院わかば