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６月　「五臓六腑」の中の心について

今月は、「五臓」＝肝、心、脾、肺、腎、の中の『心』について詳しくお知らせします。

「心」の働き＝血液を運び、心のバランスを保つ

「心」は、心臓と同じ働きをもつほか、脳や血管の働きにも関与します。
精神活動（意識、思考、睡眠など）を支えています。
体の働き全体を統括する司令塔の役割を担っています。また、舌には血管が集中しているので、「心」の不調は、「舌」に現れます。

「心」が弱るサイン

「心」が疲れると、顔色や舌の色が悪くなり、舌がもつれたり、味がよくわからなくなります。
また、「心」が弱いと血液の流れが悪くなり、動悸、息切れなど心臓病や動脈硬化のもとにもなります。
他には、よく汗をかく、不眠、過剰に喜ぶなどがあげられます。

「心」が弱っている時は、体が、苦い味を求めます。

苦みのある食べ物は、体内の余分な熱を取り去る作用と余分な水分を取り除き、柔らかくなりすぎた物を固くする作用があります。

苦い食べ物の代表としてゴーヤがありますが、暑い夏の沖縄において食べられる野菜であるように、身体の熱を取り去ってくれる効果があるのです。
他に、お茶、レタス、ミョウガ、春菊、ぎんなん、うど、ふき、ピーマン、ナス、きゅうりなどがあります。




また赤い食べ物も元気と活力を与えてくれるので、スイカ、人参、赤カブ、トマトなどもお勧めです。
「心」が弱ってるなと感じたら、苦い食べ物と、赤い食べ物を一度試してみてくださいね。

ゴーヤのツナ入り豆腐チャンプルー

食生活アドバイザーより

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