思いつくまま、気の向くままにつづってみました。 気分転換にお読みください。
整体や整骨院とは関係ないこともありますが・・・
昨日、吉祥寺で高齢者が運転する交通事故がニュースになりました。
毎日、高齢の方と接していて思うのですが、
首や体幹が硬いのと、猫背の方が多いのがとても気になります。
これらは運転時の左右確認やバックでの後方確認に悪影響をおよぼします。
●首の回旋が45度以下
●体幹の回旋も45度以下
●さらに猫背
この3点セットが重なると
車線変更や左折での巻き込み確認などの目視がほとんど出来ません
またバックでの後方確認も大きく体を捻ることが出来ません。
正確にいうと出来ないことはありませんが、かなり一生懸命に体を動かすことが必要です。
つまり、動かすのがめんどくさくなります。
結果的に確認漏れや、自分では見たつもりでも体がほとんど動いていないのでたいへん危険です。
また足や足首の硬い方もたくさんおられます。
ここが硬いと、アクセルやブレーキの微調整難しくなり、
ONとOFFを繰り返すようなギクシャクした運転になりがちです。
さて、体の中心部分を体幹といいます。
体幹の動きが硬くなると日常の生活動作にも支障をきたします。
たとえば、物を取ろうと手を伸ばす場合、腕だけでなく体幹部を傾けたり前後に捻る動きが起こります。
また、歩行中に方向転換する場合、脚の動きにともなって体が捻れるように動きます。
体幹を捻らずに方向を換えてみてください。
足を何度か踏みかえた動きになりスムーズに動けません。
まさにこの動きが高齢者の動きです。
この動きでは物を避けたり、つまづいたりした際にすばやく動くことが出来ずにケガの原因にもなります。
そこで体の硬さチェックです。
壁を背にして壁から20〜30cm 離れて立ちます。(足を体の幅だけ開いてください)
つま先は前向きのまま動かさず、体を捻って両手のひらが完全に壁に着きますか?
これは下半身の捻れも含まれるため純粋な体幹の硬さではありませんが全身の捻れテストです。
左右とも試してください。
@20cm 離れて出来る :第一段階クリアです。
A30cm 離れて出来る :少し体幹が硬いです。
B出来ない :かなり硬いです。すぐにでもお手入れが必要です。
いかがですか?
出来た方でも股関節や膝につっかえた感じや痛みはありませんか?
この場合は、体幹が硬いために下半身に無理な力がかかっている証拠です。
背もたれのあるイスに座ります。(足を体の幅だけ開いてください)
ここで体を捻って背もたれを両手でつかめますか?
@背もたれから拳1つ分離れて出来る: 体幹の回旋や肩関節の開きがとても柔らかい!
A背もたれから拳2つ分離れて出来る: 体幹の回旋は柔らかいですが、肩に少し硬さがあります。
B背もたれから拳3つ分離れて出来る: 体幹の回旋は少し硬くなっています。
Cつかめない : 硬いです。
このテストをすること自体がストレッチになっていますので
会社や自宅で手軽に行ってください。
また左右均等に出来ない場合は、筋肉の硬さに左右差が起きているので
体が傾いたり捻れた状態の癖がついています。
やりにくい方向を重点的におこなってください。
腰痛、肩こり、膝痛などの多くは、筋肉の硬さや体の歪みが原因になっています。
また安全運転の為にも体の柔らかさ大切ですので
ストレッチをコツコツ続けてください。
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